ハマ(陶器を焼くときに下に敷く物)作り

鶴田 純久
鶴田 純久

久しぶりにハマを作りました。

ハマとは陶磁器を焼くときに生地の下に敷く物で、私の場合は朝鮮唐津を焼くときの必需品です。

朝鮮唐津を焼くときは貝殻などの上にのせて、宙に浮いた状態で焼くのですが、それでも釉薬が流れつき、跡処理が大変になるのを防いでくれます。

何度でも使い回しが出来ますので、このサイズが無くなったので作りました。

ハマ

焼けた後の状態。

ハマ

ちなみに400年前の飯洞甕窯(はんどうがめかま)で使われていたハマで5~6回は使われていただろう焼け具合で、裏面には作った人の指跡が残っています。
白く輪状は貝殻の焼け跡、この上で徳利でも焼いたのでしょう。

飯洞甕窯のハマ

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鶴田 純久TSURUTA YOSHIHISA
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