鶴田 純久
鶴田 純久

付属物
箱桐白木書付
寸法
高さ5.3cm 口径:15.8cm 高台高さ:0.4cm 重さ:225g

 守山の銘は、内外一面に見る美しい鹿の子の景を螢に見立てて。螢の名所江州守山に因んだものでしょう。
 淡い枇杷色の肌に青みの火替り入力まじって、その間に内外とも鹿の子の斑点が景となって美しいです。胴には挽き目の細い筋が鮮やかで、見込みには目が十個あり、高台まわりも味わいがあります。碗全体には、永い歳月を茶人に愛され親しまれてきた息吹が感じられて。豊かな茶趣をただよわせています。

守山 もりやま

斗々屋茶碗。
淡い枇杷色の肌に青みの火変わりが入りまじり、その間に内外とも鹿の手の斑点が点景となって美しいです。
胴には轆轤目の細い筋が鮮やかで、見込に目が十個あり、高台周りも味わいがあります。
碗全体には長い歳月を茶入に愛され親しまれてきた息吹が感じられ、豊かな茶趣を漂わせています。
「守山」の銘は、内外一面にみる鹿の手の景色を螢に見立て、螢の名所近江守山に因んだものでしょう。
斗々屋は伊羅保や柿の帝とともに、高麗茶碗の中でも佗びの極致にあり、茶人に特に賞美されます。
《付属物》箱-桐白木書付
《寸法》高さ5.3 口径15.8 高台高さ0.4 重さ225

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