土作りや灰作りなどの水簸作業で使う道具。
本来はひょうたんを2等分し柄を付けた物でしたが近年ではステンレスで出来サビ対策やれっかんどに優れています。
水簸の時に上水を救ったりするのに便利で昔の人の工夫がいかされている道具です。
水簸とは粉状の粉末を水に溶かし撹拌し泥水状にして時間をおくと粒の大きい物は速く沈殿し底に溜まり粒子の細かいのは水中に浮遊します。それを掬い取り別の容器に移し細かい粒子を取り出す作業を言います。
2020年現在有田町ではステンレス製で作る人がいなく現存しているものしかないようです。
水の浸透実験
土がどのように焼締まっているか(土の成分のガラス化)を目に見える実験をしてみました。10分程度の動画ですが、10分たっても水玉はなくなりませんでした。土の中に水は浸透せず、土自体がガラス化して焼締まっているということです