今年もハブ茶(エビスグサ)が所かまわずといった感じで元気出しています。
ハブ茶はエビスグサ(夷草)を原料とする健康茶です。エビスグサは北米原産のマメ科の一年草で、別名決明、ロッカクソウともいいます。長さ15~20cmの豆果一つから30粒あまりの小豆大の種子が採れますが、これを漢方では決明子と呼び、種々の眼病、習慣性便秘、高血圧、肝炎、脚気、浮腫などに用います。わが国ではこれを麦茶のように焙じてハブ茶(波布茶)といい、健康増進と強壮、肝臓と腎臓を強くするとして愛飲しますが、マムシ毒にも効くといわれ、これがハブ茶の名の由来です。
佐賀地方には昔よりよく言い伝わる言葉があります。
「サガンモンのとおった後には草木も生えん。」
この言葉の意味には次のことが示されます。
田や畑は作物を育てますが、その畦などを大事にし草を刈って生命力の強いエビスグサなどを育て土地を粗末にしないという意味だそうです。
この植物生命力が強くいろんなところより芽が出てよく育ちよく実がつきます。
土の話
ここで掲載されている画像の陶片は焼成後外部の空気に触れていない(浸食されていない)部分を確認するために器を割って断面を撮影しています。400年前の焼けた状態を確認できます。 古唐津斑唐津ぐい呑陶片 まず、掲載した画像は鬼