青唐津 半筒 ぐい呑 鶴田純久作 生きている土が育てた器です。

Picture of 鶴田 純久
鶴田 純久

https://youtu.be/PgHe1CJ6Vzk

サイト:唐津ぐい呑 http://karatsuguinomi.com/
品目:青唐津 半筒 ぐい呑
ytga014
◇寸法 長径:約7センチ × 高さ:約5.8センチ 重さ:約136グラム
◇このぐい呑は、半筒のぐい呑で深緑のようなグリーン色の上薬が全体にかかり、釉の濃淡や火の当たり具合で明るいところや暗いところなど景色を醸し出しています。
◇砂気が多い土と手練で成形されているため胴回りや腰回り・口周りなど土の動きが激しく罅や歪さが味わい深い物にしています。
◇正面には貝殻がくっついたのか跡が残っていて一つの景色としてご覧頂けます。底の部分、高台畳付にも後貝高台の跡が残っています。
◇ひび割れは上薬で塞がっていますので水漏れは生じません。また貝のくっつき跡などのざらつき感はなく心地よい刺激ぐらいの手触りです。
◆◆◆予備説明◆◆◆
◇青唐津(あおからつ)とは、一般に古唐津の窯で上等品でない器にこの手の上薬を施し焼いていたようで、上薬の生成過程でも粗末なもので不純物の多い土灰と土石類とを混ぜ合わせ、量産ものに使われたようです。普通は暗い緑が多いようでが、たまたまこれが還元炎で焼かれているとグリーンの青磁色に発色して綺麗なグリーンになります。現代ではその素朴さ故に野武士のような唐津とかみ合って、人々には癒やしの色として映り探求されています。土の色とか窯の焼成方法でいろんな色に変化しそれが見所になっています。

前に戻る
Facebook
Twitter
Email

記事・情報

柱窯の斑唐津ぐい呑の陶片
土の話

ここで掲載されている画像の陶片は焼成後外部の空気に触れていない(浸食されていない)部分を確認するために器を割って断面を撮影しています。400年前の焼けた状態を確認できます。 古唐津斑唐津ぐい呑陶片 まず、掲載した画像は鬼

水の浸透実験

土がどのように焼締まっているか(土の成分のガラス化)を目に見える実験をしてみました。10分程度の動画ですが、10分たっても水玉はなくなりませんでした。土の中に水は浸透せず、土自体がガラス化して焼締まっているということです

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com
mail2.png

お問い合わせ

ページに関するお問い合わせ・ご質問・ご意見など、お気軽にお送りください。

鶴田 純久TSURUTA YOSHIHISA
住所:佐賀県西松浦郡有田町泉山1-28-23
電話番号:0955-43-2764
EMAIL:info@turuta.jp