絵唐津 円相紋 碗形 茶碗 ytoe150

作品名:絵唐津 円相紋 碗形 茶碗 鶴田純久作
付属:桐の木箱
◇寸法 長径:約12.7センチ × 高さ:約8.5センチ 重さ:約330グラム

◇この茶碗は、楽茶碗風に手練で作られた碗形の茶碗です。正面に大きく円相紋を描かれていて、手練造りの特徴で胎土の凹凸感が円相を描く上で筆のかすれを呼び上薬のぼかしと相俟って景色を醸し出しています。口縁部も手練特有で山道になっています。
◇砂気の多い土で制作されているため高台周りの縮緬皺は活発に出て、炎の回った緋色と目跡の模様と合わさり景色となって見所の一つになっています。

¥132,000

在庫1個

絵唐津 円相紋 碗形 茶碗 ytoe150

説明

作品名:絵唐津 円相紋 碗形 茶碗 鶴田純久作
品番:ytoe150

◇このような仕込みになります。


仕込み・木箱

木箱紐掛け

絵唐津(えからつ)とは
◇絵唐津(えからつ)とは、鉄絵のある唐津はすべて絵唐津と呼ばれます。唐津の窯で最も普遍的に上釉として用いられたのは、土灰釉か長石釉ですが、この釉下の地膚に絵を描けば絵唐津になります。
胎土の上に、草花文様や橋上人物図など瀟洒(しょうしゃ)な絵を鉄の絵の具で描き、その上に上釉を施したものです。
絵柄についても簡素な李朝風の絵柄から織部好みとされるデザイン性に富んだ絵柄まで幅広くあります。

縮緬皺(ちりめんじわ)とは
◇縮緬皺(ちりめんじわ)とは、唐津焼の土の中には砂気が多く粘りが乏しいものがあり、高台や側面を削ると胎土の表面が差くれたようになりそれを縮緬皺と昔から言い習わしています。
特に茶碗などを作る土に使われているようです。

目跡(めあと)とは
◇目跡(めあと)とは、器物と器物がくっつかないように中間に高温でも溶けないものを挟み込んで焼成し、窯から出した後挟み込んだものを処理した跡を言います。
現代には窯道具として棚板などがあり、より多くの器物が焼けるようになりましたが、古くはそれがなくより多くを焼くために「重ね焼き」という方法をとっていました。
茶碗や皿などを重ね焼くのですがその中間(高台と下の器の見込み)に土や石などを挟み焼いていました。
また、器物の高台と窯床が溶接しないように挟み込んでいます。

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鶴田 純久TSURUTA YOSHIHISA
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