御所丸 黒刷毛 沓形 茶碗 ol010

作品名:御所丸 黒刷毛 沓形 茶碗 鶴田純久作
付属:・桐の木箱
◇寸法 長径:約13センチ × 高さ:約8.5センチ 重さ:約410グラム

◇高麗茶碗「御所丸茶碗」の写しです。
◇砂毛のある磁器質の土で制作し、鉄絵具と黒土で黒化粧(刷毛塗)を行いその上にかいらぎの上薬を掛け、織部好みのように沓茶碗に作成されています。
◇口は玉縁、一本の胴締めを入れ高台は六角形に削り出し、御所丸茶碗に習っています。
◇土見は薪窯による緋色が赤く発色して景色を醸し出しています。
◇窯の中で出来た傷には金継の金を蒔いていて、それも景色として楽しめます。

¥187,000

御所丸 黒刷毛 沓形 茶碗 ol010

説明

作品名:御所丸 黒刷毛 沓形 茶碗 鶴田純久作
品番:ytol010

◇このような仕込みになります。


仕込み・木箱

木箱紐掛け

御所丸(ごしょまる)とは沓形(くつがた)とは金継ぎ(きんつぎ)とは
◇御所丸(ごしょまる)、古田織部(ふるたおりべ)の意匠を手本により、朝鮮半島南部の釜山近郊の金海で制作されたと伝えられます。沓形茶碗の一種。御所丸茶碗
 御本茶碗の一手。茶碗の形、意匠の手本を朝鮮に送って作らせたものを御本茶碗というが、御所丸はその最も早い例です。
御所丸の名称は、古くから対鮮貿易船につけられた名で、文禄・慶長の役(1591~1598)の際、島津義弘がこの手の茶碗を朝鮮で焼かせ、それを御所丸船に託して秀吉に献上したという伝承から起ったという。
◇沓形(くつがた)とは形が米粒の形とか神主がはく履き物の形からと言う説があります。
丸い形を基本とする唐津風の製作法に織部好みとされる歪んだ様が合わさり楕円に変形させています。これは織部等の手練制作の沓茶碗とは違った、轆轤の妙技が入った唐津ならではの沓形茶碗となりそれが見所となります。
◇焼き切れや破損した場合に樹脂で接着し足り埋めたりして修復し、その修復部分を樹脂で塗りつぶし金を蒔いた物を言います。
いかにも金でつないだように見えるため金継ぎ(KINTSUGI)と言っています。漆塗りの漆器を応用したのが起源と言われています。
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お問い合わせ

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鶴田 純久TSURUTA YOSHIHISA
住所:佐賀県西松浦郡有田町泉山1-28-23
電話番号:0955-43-2764
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