斑唐津 碗形 茶碗 ytom072

◇作品名:斑唐津 碗形 茶碗
◇品番:ytom072
◇寸法:長径約12.4cm×長高約8.2cm重量約350g

作品名:斑唐津 碗形 茶碗 鶴田純久作
◇この茶碗は古唐津由来の熊川型茶碗で口作りは端反りのやや深みが有りしっとりした釉調で全体に黄色く発色しています。
◇やや砂気のある土で高台削りは荒く正面には火回りの加減で少し窯変しています。
◇土味も砂毛が多い土で良く焼き締まり、古唐津の帆柱窯のような雰囲気が窺える土味です。

斑唐津(まだらからつ)とは窯変(ようへん)とは土味(つちあじ)とは
◇斑唐津(まだらからつ)とは、唐津焼では起源が最も古く、藁などの硅酸分の多い植物(主に稲科)の灰を混ぜた半透明の白い上薬で、土や焚き物の灰などがかかり釉面の溶け具合が斑状になり変化しているところより名前の由来があり、本来は普通の上薬でどれとこだわらない焼き物を焼くつもりでしたが上薬を配合する上で土灰の作り方に違いがあり木灰か草灰かどちらを主成分にするかで透明になるか乳濁かの違いでした。
今日ではその乳濁釉の窯変具合が見所となっています。
◇窯変(ようへん)とは、作者が意識せず窯の中で炎や灰がかかり、上薬や土膚が別の雰囲気に変化した物をいいます。
上薬や土の性質、窯の炊き方や窯の場所等で多種多様の要素で変化が起こり、焼き物の特に陶器の創作上や鑑賞の上で重要な部分を占めています。
◇唐津の土味、良質の唐津の土で成形し焼成していますので、多少の凹凸や自然土の歪みがあります。土味は砂気の多いので高台周りや上薬の上からでもその味わいが分かります。
唐津焼は器物の底の部分高台周辺には上薬をかけませんので、土味がよく解ります。
土の動きによる縮緬皺や土が焼けた緋色などが見所となります。
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