植木鉢 うえきばち

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鶴田 純久の章 お話

釉の掛からない気孔を有する素地のものか多く、普通赤色のものでありますが、観葉植物の植木鉢には呉須その他で図案し模様を施し、透明釉を施したものが用いられています。
素地色は白色で気孔のある陶器質。
盆栽に用いられる鉢は別に盆栽鉢と呼ばれて、中国製の鉢に模したものが多く、朱泥焼・黒泥焼などの素地焼締物が多いですが、これに次ぐものは海鼠釉を施したもの、絵付を施した施釉のもの、青磁釉・黒釉その他を施したものなどがみられます。
形も用途に応じてさまざまで、丸形・楕円形・正方形・長方形などがあり、深型・中深・浅型・極浅型・皿鉢があり、特大のものから豆盆栽鉢まであり、まれには極彩色の上絵付を施したもの、黒楽焼のものなどがあります。

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