河口 純一作陶展
平成21年5月14日(木)~5月20日(水)会期中無休
午前11時~午後7時(最終日は午後5時まで)
会期中、全日、作家在廊予定
河口さんが七十余歳ではじめての個展を開かれることになりました。永年にわたってさまざまの釉薬の研究に没頭してこられ、学識の深さに多くの陶芸家が敬意をはらっています。
その河口さんが作陶に生きる道に踏み込んで二十五年、私は最近の釉裏彩の作品に大いに共感を抱き、茶会に使わせていただいたりしていますが、このたび、はじめての個展を柿傳ギャラリーで催されてはとおすすめしたところ、河口さんは大いに喜ばれ、昨年からひたむきに取り組んでおられます。食器を中心に、いい作品が出来ているにちがいなく、皆さま、どうぞご高覧下さい。
東京国立博物館名拳館員 林屋晴三
この度、林屋晴三先生のお口添えにより、伝統と格式の高い柿傳ギャラリーに於いて、古希を過ぎて初めての作陶展を聞かせていただくことになりました。液体顔料に魅せられ、釉裏彩技法の仕事を始めて二十五年余りになりました。有田焼の産地に生まれ、人生の大半を研究機閑と窯業大学校で過ごし、柿右衛門先生のご指導を受けながら、物遣りに励んでまいりましたが、今、すごく不安を抱きながら、柿傳ギャラリー・安田尚史様のご厚意を受けることに致しました。
何卒ご高覧を賜り、ご指導を頂戴できれば幸いです。
河口純一
柿傳ギャラリー
KAKpost_idEN GALLERY
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