陶芸のお話

陶芸のお話

Potter Story

唐津の皿を牛篦(ギュウベラ)で作る

牛篦(ギュウベラ) 唐津の牛篦で皿を造る 数種類の牛箆(ギュウベラ:牛の舌のようなヘラ)を使い分けて作る。特に皿類は見込みの平たさが重要ですので牛篦も平たくなるように改良しておかなくてはなりません。また皿類は乾燥時に水分

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道具

陶芸の道具 蹴り轆轤(ケリロクロ) 足で蹴って回す轆轤です。朝鮮半島より渡来した朝鮮陶工が持ち込んだ轆轤で九州・山口の窯場で使われています。それより西の方では手回し轆轤(中国系)が使われています。現代は電動ロクロが主流で

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唐津の茶碗を牛篦(ギュウベラ)で作る

牛篦(ギュウベラ) 唐津の茶碗を牛篦(ギュウベラ)で作る 唐津に伝わる牛箆(ギュウベラ:牛の舌のようなヘラ)を使用した唐津茶碗の作り方で、土を延ばすやり方から形を作る祭の見込み内を出来るだけ土を締めて作るやり方やまた口造

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唐津の向付を牛篦(ギュウベラ)で作る

牛篦(ギュウベラ) 唐津の向付を牛篦(ギュウベラ)で作る この牛箆(ギュウベラ:牛の舌のようなヘラ)一つで色々な形の向付けが製作可能です。古唐津の向付け、特に茶道の懐石に使われたり織部好みだったりする唐津向付はこの様に作

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陶芸家から見た古陶磁の見解

陶芸家から見た古陶磁の見解 古陶磁を制作した陶工達と同じ視点から考えるとどの様に制作し焼成したかが見えて来るものですから、それを参考に今後の創作活動に影響を与えられればと思います。また、これらの見解は個人的なものですから

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古唐津陶片と焼成土との比較

古唐津陶片・焼成土 古唐津陶片と焼成土との比較 interiorDesign 1)図は左上が古唐津帆柱窯ぐい呑陶片で割れた断面と右下が「土の造り方」で説明に使った砂岩をその塊のまま焼成して割って断面にしたものとを重ねて写

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焼き物を科学する

焼き物を科学する _ Potter Science 別ページ「土の造り方」の「土石類の成分の理解」で説明しましたがもっと詳しく科学的に理解を深めて頂きます。 別のページ「土石原料の化学分析値」(pdf)は、私が色んな資料

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ぐい呑の造り方

ぐい呑 ぐい呑の造り方 ぐい呑みの場合お茶碗と違い生地となる土を焼き〆たほうが使い勝手が良くなると思います。茶碗はお点前の時に水に通して準備したり、お湯に通して点てたりして生地に水分を含ませますので焼き締まりが足らずとも

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上薬の作り方

上薬の原料 上薬の作り方 土は程よく溶けて焼き締まり吸水性がない、でも表面がざらついたり汚れたりするので良く溶けてガラス化した表面にするために良く溶ける上薬でコーティングするというのが陶磁器の理念と思います。 glaze

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茶碗の造り方

茶碗の造り方 茶碗の造り方において大事な要素が三つ有ります。要素や決まり事と言うには沢山有りますがこれだけは押さえたいという意味で三つに選びました。これは茶碗に限らずぐい呑みや食器など全般に言えることです。 この三つの要

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土の造り方

土の造り方 「土の造り方」と一言で片付けてしますと簡単のように思えますが、人の歴史に伴った焼き物の歴史から見ると土の造り方こそ最も重要な要因のようです。 clay 土器から始まりニューセラミックまで、火のそばで土をこねた

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唐津焼伝統技法 叩き造り

唐津焼伝統技法 叩き造り _ IAIAKI 1.道具の用意 ・叩き造りには「シュレイ」と「トキヤー」という道具が必要となります。シュレイとは、平たい板状で作り表面上に凹凸が出来るように格子紋などの刻みを入れます。トキヤー

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木箱の紐掛け

木箱の紐掛け 木箱の紐掛け 茶道の抹茶茶碗や作家の作品が入っている箱に紐が掛かっている紐の結び方です。木箱の紐掛けもやり方はそれぞれあると思いますが、此方でやっています方法を表した画像です。また、此方の説明では木箱に紐を

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鶴田 純久TSURUTA YOSHIHISA
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