将軍家への献上 鍋島

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鶴田 純久

将軍家への献上 鍋島

将軍家への献上 鍋島 将軍家への献上 鍋島

特別展ー日本磁器の最高峰
NABESHIMA Porcelain for the Shogunate
将軍家への献上 鍋島
佐賀・鍋島藩の御用窯で、有田の民窯から最高の技術を持つ者を集め、技術の漏出を厳しく制限する管理のもと、採算を度外視して焼かれた「鍋島」。最高の技術で、美しく、かつ斬新で高度に洗練されたデザインは〝日本磁器の最高峰″の名にふさわしいと言えます。
従来の鍋島展では、陶工及び鍋島藩側の事情にもとづく変遷が紹介されてきましたが、本展覧会では、鍋島焼は将軍家献上を主目的としたため、幕藩体制の絶対権力者徳川将軍家の動きに敏感に反応して変遷を遂げたという新たな視点で藩窯の歴史をたどるものです。
すなわち三代将軍家光の時に、中国磁器に代わる献上磁器として肥前・有田の岩谷川内藩窯で鍋島焼は生まれました。この有田時代のあと伊万里市大川内に藩窯は移転し、初期鍋島が作られ、五代将軍綱吉の元禄時代に隆盛期を迎え、幕府財政建て直しを図った八代将軍吉宗の時、隆盛期は終わりますが、その後、十代将軍家治の田沼意次時代に新しい鍋島の様式ができあがります。

会期平成18年9月30日(土)~11月12日(日)
●主催/佐賀県立九州陶磁文化館
●開館時問/9時~18時 会期中無休(月曜日も開館します)
●観覧料/大人620円(510円)大学生300円(200円)
高校生以下及び障害者の方は無料

 

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