備前唐津 六角 水滴 鶴田純久作 誰でも空海にはなれない。

鶴田 純久
鶴田 純久

品目:備前唐津 六角 水滴 鶴田純久作
ytzy005
◇寸法 長径:約7.6センチ × 高さ:約3.9センチ 重さ:約130グラム
◇この器は、書道で用いる水滴です。全面に土灰釉を薄く施され焼〆された備前唐津です。やや金色に輝く砂気のある地肌と灰が乗っかり変色させたのと相俟って景色を醸し出しています。
◇形は六角形で、底には糸切り高台と目跡が薄く残っています。底の部分もこれも見所の一つと言えるでしょう。
◆◆◆予備説明◆◆◆
◇備前唐津(びぜんからつ)とは、叩き締めた赤い土膚に灰釉を薄くかけて焼いたもので、一見焼〆のように見れますがその錆びた色あいと土の締まり具合、そして強い織部好みのひずんだ形が備前茶陶によく似ているため、近来この類を備前唐津と呼ぶようになりました。もとは朝鮮唐津といわれていたものですが、飴釉。藁灰釉のかけ分けの朝鮮唐津と区別するために備前唐津と呼ぶようになりました。
◇目跡(めあと)とは、器物と器物がくっつかないように中間に高温でも溶けないものを挟み込んで焼成し、窯から出した後挟み込んだものを処理した跡を言います。現代には窯道具として棚板などがあり、より多くの器物が焼けるようになりましたが、古くはそれがなくより多くを焼くために「重ね焼き」という方法をとっていました。茶碗や皿などを重ね焼くのですがその中間(高台と下の器の見込み)に土や石などを挟み焼いていました。また、器物の高台と窯床が溶接しないように挟み込んでいます。その残った跡を装飾の意味で目跡と称しまています。

記事・情報

日本映画「未来へのかたち」

本日、日本映画「未来へのかたち」を見てきました。この映画は愛媛県砥部焼の窯元で家族の葛藤を描く作品になっています。じつは、この物語の主人公の窯元をロケ地として使われている所が、なんと私の出身校「佐賀県立有田工業高校窯業科

牛篦の使い方

牛篦を使い片口香鉢を作る。 400年前に渡来した朝鮮陶工達が持ち込んだ技法で、古唐津から初期伊万里までの製品にはこの牛篦で作られている。 有田地方では牛篦で伸ばす伸べ篦として残っている。唐津では中里家を含めごく一部の人た

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。