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鶴田 純久の章 お話

チキン一カップ。
鶏の絵を描いた盃の意で、中国明代成化(1465-87)の豆彩磁に盛んにこれがつくられたことから出た語であります。
カップといっても小さい煎茶茶碗の形で、これに類する豆彩磁ならば鶏が描いてなくてもこう呼ぶことがあるようで、また成化以後の例えば雍正(1723-35)の作でも同じように鶏盃と呼んでいます。

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