Nonagonal dish with pine and hawk design, enamelled ware
Mouth diameter 33.8cm Tekisui Museum of Art
高さ5.3cm 口径33.8 底径20.3cm 滴翠美術館
それぞれの稜を入隅にした九角の皿で、各辺に反りをもたせ、ロ縁をわずかに立ち上がらせて縁紅にしていますのが九角手の共通した特色でありますが、この皿の文様は見込円窓内をやはり九稜に枠どりして、その内に崖上に宿る鷹一羽をあらわし、背景には松と草花をあらわしています。縁には三方に二個ずつ亀甲文、間に二羽の鳥をそれぞれ配し、地文は細密に描いています。この種の九角手の皿のうちでは図21と双璧をなす優作であり、裏面には染付で花を九個配した牡丹唐草をめぐらし 高台外側にも染付で雷文撃をあらわし、高台内中央の二重角内に篆書体の銘が書されています。