大竈物 おおがまもの

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

瀬戸系陶窯の窖窯の陶器。ただし遠州時代のものをいいます。大竈は燃料を非常に贅沢に用いる窯なの新来の小窯に圧倒され、寛文年間(1661~73)の頃にはすでに少なかったとみえ、『茶器弁玉集』に「大竈の焼物は無類の出来物あり、末世に及び重宝たるべきものなり、俗に大竈を殿様竈といふ」とあります。『名器録』に「遠州時代大竈物の名人に弥之助あり」と出ています。

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