国訓ほとぎ・かめ・はち・もたひ。腹が大きく口のすぼまった瓦器で液体を入れる。本来液体を汲んだり飲むための器で、楽器としても使う。『呂氏春秋』に「堯、質に命じて麋を缶に置き之を鼓つ」とあり、『風俗通』に「缶は瓦器なり、秦人之を以て歌を節す」とある。『史記』に趙王が秦王と池に会したことを載せ、「秦王酒にして趙王をして瑟を鼓かしむ、藺相如前んでを進め秦王に缶を撃たんことを請ふ」とある。
楽器とする風習は朝鮮にも伝わり祭礼儀式の際に用いられる。朝鮮音プ。
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