Tokoname ware: jar. Excavated at Nishi Shiinoki-yama, Itayama-chō, Handa-shi, Aichi. 13th century. Height 17.0cm.
愛知県半田市板山町西椎ノ木山出土
13世紀
高さ17.0cm 口径8.0cm 胴径14.3cm 底径7.9cm
常滑市立陶芸研究所
口頸部の細い小形壺の一類で、あるいは瓶に入れるべきものであるかも知れません。その源流については明らかでありません。肩が張り出し、算盤玉に近い胴形をしている点から、鎌倉時代の中ごろの作と考えられます。よく焼き締まって茶褐色を呈し、肩に暗緑色の自然釉がかかっています。