可中肩衝 わくらぱかたつき お話可中肩衝 わくらぱかたつき 2011.08.042023.10.01 可中肩衝 わくらぱかたつき 中興名物。古瀬戸肩衝茶入。茶入の鴇斑の模様を夏木立の中の木葉の病葉に見立てての名であったのを、小堀遠州は病葉の字がおもしろくないといって『古今集』在原行平の歌「わくらばに問ふ人あらぱ須磨の浦にもしほたれつiわぶとこたへよ」によって病葉を可中の好ましい宇に改めました。在中庵・相坂・畠山・伊予簾・釣舟・吸江と共に七瀬戸と称せられる名物茶入であります。小堀遠州所持、のち藤田家蔵となりました。(『遠宗拾遺』『古今名物類聚』『茶道名物考』)