『景徳鎮陶録』に「この鎖の窯は専ら小円器のものを造ります。践盃隻偉等の類にして、質料と工作は中古の如し。これを常器に較ぶれば、また高きこと一擲なり。俗にまたこれを古しとなすという」といいます。すなわち景徳鎮のやきもののうち常器よりやや上手な小器をいうのであるでしょう。