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◇作品名:黒唐津 片口 茶碗
◇品番:ytog003
◇寸法:長径約14.8cm×長高約7.9cm重量約300g
作品名:黒唐津 片口 茶碗 鶴田純久作
◇窯の中の炎の加減で窯変し飴釉の黒が漆黒になり味わい深く焼き上がっています。
◇やや砂気のある土で制作され器全体に薄造りで、手練制作のためか口周りが少し歪になり味わい深いものになっています。
◇片口の茶碗では唐津の茶碗でしかないこと等の意味深いものになりストーリ性のある茶碗です。
黒唐津(くろからつ)とは窯変(ようへん)とは片口(かたくち)とは
◇黒唐津(くろからつ)とは、他の分類に属さない暗くて黒っぽい釉膚の唐津をこう呼んでいます。
木灰と鉄の含有量が多い岩石とを混ぜ合わせた釉薬をかけ焼成したもので、鉄分の含有量の量や、原料の成分により、黒、飴、柿色などに変化します。
装飾的には拘らない甕や壺などの民具に多く使われているようです。単色の上薬ですが窯変などの変化したものが良しとされています。
木灰と鉄の含有量が多い岩石とを混ぜ合わせた釉薬をかけ焼成したもので、鉄分の含有量の量や、原料の成分により、黒、飴、柿色などに変化します。
装飾的には拘らない甕や壺などの民具に多く使われているようです。単色の上薬ですが窯変などの変化したものが良しとされています。
◇窯変(ようへん)とは、作者が意識せず窯の中で炎や灰がかかり、上薬や土膚が別の雰囲気に変化した物をいいます。
上薬や土の性質、窯の炊き方や窯の場所等で多種多様の要素で変化が起こり、焼き物の特に陶器の創作上や鑑賞の上で重要な部分を占めています。
上薬や土の性質、窯の炊き方や窯の場所等で多種多様の要素で変化が起こり、焼き物の特に陶器の創作上や鑑賞の上で重要な部分を占めています。
◇片口(かたくち)とは液体を容器から容器に移し替えるときに使用した器で、台所用品でしかなかったのですがそれを昔のお茶人が面白いと言うことで持ち上げられ典型的な見立ての器でした。
人前で使う場合の片口は装飾的な面が多かったのですが、今日冷酒などが流行、人前でも本来の用途「そそぐ」ための片口としてもてはやされています。
人前で使う場合の片口は装飾的な面が多かったのですが、今日冷酒などが流行、人前でも本来の用途「そそぐ」ための片口としてもてはやされています。