本日、日本映画「未来へのかたち」を見てきました。この映画は愛媛県砥部焼の窯元で家族の葛藤を描く作品になっています。
じつは、この物語の主人公の窯元をロケ地として使われている所が、なんと私の出身校「佐賀県立有田工業高校窯業科」の同級生山田公夫君の工房「きよし窯」で行われていました。以前三十数年前に訪問したときは工房を新しくする前とのことでしたので映画の中での新しくされた工房を初めて拝見しました。工房の中でさりげなく置かれていた牛篦(ギュウベラ焼き物を作るときの道具で九州・山口地方でよく使かう。)で山田君の仕事ぶりが窺えました。
今日は佐賀市の大和町の「イオンシネマ佐賀大和」に見に行きましたが、現在はイオンシネマ系列の映画館でしか上映されていないようです。もし興味があるお方でしたら是非ご覧になって下さい。久々に「ほっ」とする映画でした。
片口の水切り
古唐津古窯跡地でほぼ共通しています。大きさや焼方は色々有るけれども片口の作り方は同じようです。水切りは抜群に機能しています。現在は装飾のため片口が造られていますが、元々用をなすために造られた片口で四百年前はそれが当たり