品目:黒唐津 彫紋半筒ぐい呑 鶴田 純久作
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◇寸法 長径:約7.9センチ × 高さ:約5.8センチ 重さ:約132グラム
◇このぐい呑は、半筒のぐい呑で、胴回り六方に交差した草の文様を鉋で彫り巡らされ、全面に漆黒の黒釉を施されています。
◇正面には火が直接当たったらしく窯変が出て黒紫に発色し、力強い彫りの文様とが相俟って景色を醸し出しています。
◇高台畳付には貝高台が残っていて、火に焼けた土膚と無造作にかけられた黒釉の掛け際が景色となって高台回りを飾っています。

水の浸透実験
土がどのように焼締まっているか(土の成分のガラス化)を目に見える実験をしてみました。10分程度の動画ですが、10分たっても水玉はなくなりませんでした。土の中に水は浸透せず、土自体がガラス化して焼締まっているということです