サイト:唐津ぐい呑 http://karatsuguinomi.com/
品目:唐津皮鯨 碗形 ぐい呑
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◇寸法 長径:約8.5センチ × 高さ:約5.8センチ 重さ:約140グラム
◇このぐい呑は、庵なりのぐい呑で口縁部分に鉄釉で縁取りした皮鯨が施されています。正面には火回りの加減で窯変し、手練ならではの凹凸感と相俟って景色を醸し出しています。
◇砂気の多い土は縮緬皺と土の動きを誘い高台裏の唐津独特な素朴な味わいを伺いさせます。
◆◆◆予備説明◆◆◆
◇皮鯨(かわくじら)とは、昔より先頃まで日本の各地でよく食していた鯨の身で、白く脂がのった肉と黒くなった皮膚の部分を切断部分から出た呼び名です。本来の元々の目的は口周りの部分に鉄釉を施し焼成後よく焼〆るため口を補強するためと思われます。器内に絵がありこれを施したものは皮鯨と言わず、絵が無いものだけを称しています。
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水の浸透実験
土がどのように焼締まっているか(土の成分のガラス化)を目に見える実験をしてみました。10分程度の動画ですが、10分たっても水玉はなくなりませんでした。土の中に水は浸透せず、土自体がガラス化して焼締まっているということです