紀太理兵衛 きたりへえ

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

讃岐国(香川県)の陶工。
初代理兵衛は近江信楽の人でもと森島作兵衛重利と称しました。
京都粟田口に出て陶業に従事していたところ、1647年(正保四)高松藩主に奉行を命ぜられ、1649年(慶安二)高松に移り町与力格に仰せ付けられ、姓名を紀太理兵衛と改め栗林荘の傍で製陶に従事しました。
1678年(延宝六)没。
その作品を古理兵衛といいます。
銘はないようです。
以来業統相伝えて現在十三代理平に及びます。
(『讃岐陶磁器史稿』)※りへいやき

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