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人物

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玳玻鸞天目茶碗 青木龍山作

玳玻鸞天目茶碗茶碗仕込み青木龍山作 佐賀県有田町 藏:有田町S氏口經:五寸二分高さ:一寸八分高台徑:一寸五分重量:220gたいひ らんてんもく ちゃわん 鸞は「らん」もしくは「おおとり」と呼ばれていま...
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百田辰十 ももたたつじゅう

肥前有田泉山の陶家。享和・文化年間(1801~18)の人。常に窯積の改良に留意していたが、ついに天秤二段積の新工夫をなし、従来の平積法と比べほとんど倍数の品を焼成することができた。陶業発展上の顕著な功...
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宗入 そうにゅう

楽家五代、一入の養子。初名は惣吉、のち吉左衛門と改名。その作は初代長次郎の風を倣い自ら寒痩の高致があるようで、形態は精巧でしかも強度の大力で焼き締まっています。それゆえ曲面の光沢が乏しい感じがするがか...
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走波 そうは

京都の陶工。白井芳造。走波のほかに如雲・如雪の号がありました。安政(1854~60)の頃肥前国三根郡白壁村(佐賀県三養基郡北茂安町白壁)白石焼に来て永楽風の彩画描金をつくった。のち失明して京都に帰った...
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新兵衛 しんべえ

いわゆる後窯茶入作家の一大である有来新兵衛(一説に浦井)。元来は陶工ではなく京都三条通り柳馬場東大ルに住み糸割符の業を営んでいたが、茶道を小堀遠州に習得し、また性来陶器をつくることを好み佐々竹庵につい...
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常慶 じょうけい

常慶 じょうけい楽家二代、宗慶(阿米夜とは別人)の次男。初名与次、のちに吉左衛門。宗慶と名乗ったが、さらに常慶と改名。十代旦入の書通に「二代目聚楽の瓦仰付候節、楽の印判豊公より拝領仕候、以来聚楽焼と唱...
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治兵衛 じへえ

大和国(奈良県)赤膚焼の陶工。もと京都清水の工大。寛政年中(1789-1801)に郡山藩主に招かれて伊之助という者と共に来て住み、赤膚焼の再興に従事しました。まず土を五条村(奈良県五条市)から取り、黄...
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渋右衛門 しぶえもん

肥前有田南川原窯の陶家酒井田渋右衛門。「酒井田柿右衛門家系譜」によれば、六代柿右衛門(1690、元禄三年出生、1735、享保二〇年没)の後見者であるようで、五代(1691、元禄四年没)の弟。享保(年次...
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讃窯道八 さんようどうはち

京都の陶工仁阿弥道八の讃岐国三本松(香川県大川郡大内町三本松五輪)現在では東かがわ市大井戸における作品のこと。1832年(天保三)三本松の堤治兵衛は藩主松平侯の命を受け、仁阿弥道八およびその子(三代道...
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乾也 けんや

江戸の陶工三浦乾也。天禄堂と号しました。1821年(文政四)生まれ。幼名藤太郎。早くから伯母の夫井田吉六の許にいたが、出奔後自ら土人形をつくりこれを売りました。のち西村貌庵に見出され二十四歳の頃から破...