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鶴田 純久の章 お話

急須の語はほぼ三様に用いられるようであります。
1)茶を沌ずるのに用いる小器を指称。
きびしょ(別項)の転誂。
2)酒を暖める器を指称。
明の『三余贅筆』にみえています。
『朝鮮陶磁名考』には酒煎子をチュチョンチヤと呼び、その形はまったく「きびしょ」と同じものを図示しています。
3)薄茶入を指称。
『陶器考付録』『煎茶仕用集』『和漢茶誌』などにみえます。

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