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鶴田 純久の章 お話
須恵器 三足壺
須恵器 三足壺

Sue ware: tripod jar. Excavated at Matsusaka-shi, Mie. 8th century. Height 19.3cm.
三重県松阪市出土
8世紀
高さ19.3cm 口径11.1cm 胴径24.6cm
 このような獣足をもった短頸壺は、8世紀から9世紀にかけて各地の窯で焼かれています。その祖形は唐三彩の獣足壺にあり、同様な外反する口頸部をもったものが陶邑窯で焼かれています。本器は蔵骨器として出土したもので、つよい肩の張りは大きく踏ん張った獣足とマッチして力強さに溢れています。素地 焼成からみて猿投窯の作と考えられます。

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