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鶴田 純久の章 お話
越前 擂鉢
越前 擂鉢

Echizen ware: mortar. 16th century. Diameter 33.0cm. Fukui Prefectural Museum of Ceramics.
16世紀
高さ11.5cm 口径33.0cm 底径13.5~14.0cm
福井県陶芸館
 室町時代も終りに近いころの典型的な擂鉢です。平底の、浅く開いた身の内面に八本の目のある櫛を用いて放射状に十八条のおろし目を入れています。やや焼きがあまく、淡い褐色を呈します。口辺部内面に太い凹線を施すのもこの時期の特色です。

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