Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

物を盛る器の名。
昔はもっぱら土器でありましたが、後世はその他種々のものにもいいます。
土笥の義、また土器の転であるともいいます。
『延喜式』(巻二四)に筥坏・蛮坏・汁漬坏・中片坏・間坏・片坏・窪坏などがみえます。
高坏は土器の下にわげ物を置いて高くしたものです。
酒坏は酒を盛る坏であります。
『万葉集』に「一つきのにごれる酒」(大伴旅人)とあります。

前に戻る
Facebook
Twitter
Email