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鶴田 純久の章 お話

形状は深い皿のようなもので食物を盛る器であります。
元来鉢は寺院の道具の一つで、正確には鉢多羅・皺多羅といいます。
これは梵語からきたもので、鉢というのはその略語であります。
中国では孟といい、古くからこれをまねて普通の食器としてきましたが、わが国でもだんだん類似の器をつくって食物を盛ったことから、ついに一般の食器となりました。
その質には金属器や漆器もあるが多くは陶磁のものをいいます。
また食器のほかに植木鉢や予洗鉢などもあります。

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