カブリで かぶりで お話 X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.05.222023.07.05 一世紀頃からイランの西北部、クルディスタンのガルスを中心としてつくられたペルシア陶器。中央にライオンや怪烏類を大きく表現します。異なつた二色の釉を重ね合わせて掛け、上層の釉を削り落として文様を出したもので、いわゆる掻き落としであります。中国の影響下に生まれたものとみられます。なおガブリはペルシア語ではゾロアスタ一教徒を意味し、ゾロアスタ一教徒の陶器のことになるが、ガルスのものとは関係なく誤用であります。(Pope,A.U.『ASurveyofPersianArt』)