Lobed bowl on foot with design of karahana (conventionalized) flowers,
enamelled ware Mouth diameter 29.7cm
口径29.7cm
まるく立ち上がった口部をわずかにおさえて浅く輪花状にし、高い台をつけた台鉢。見込には古九谷様式でも他に例を見ない独特の文様があらわされています。三方に兜花風の牡丹文を配し、白抜風に太い蔓を左右につけ、地は細かく唐草文で埋め、紫、黄、紺青で花のまわりの唐草を彩り、間を緑にした配色はなかなか芸が細かい。
裏面には忍冬唐草を緑彩であらわし、一部に紫を点じ、台側は三角文撃を緑、赤、紺青の三色で彩っています。