Ash glaze pottery: vase with handle. Excavated from F-tani Ceramic Kiln, Seto-shi, Aichi. 11th century. Height 26.6cm. Seto Ceramic Museum ofLocal History and Ethnography.愛知県瀬戸市山口広久手F谷窯出土
11世紀
高さ(現) 26.6cm 口径10.7cm 胴径14.9cm
瀬戸市歴史民俗資料館
平安時代後期の緑釉 灰釉陶器に通有な水瓶で、通常は肩に注口があります。口頸部上半が大きくラッパ状に開いており、把手は二本の粘土紐を捩った直径2cmの太いもので、灰釉陶最末期から初期山茶腕窯に見られる形態です。灰白色の耐火度の高い土を用いており、刷毛塗りによる灰釉を施しています。高台は欠損して別のものがつけられています。