Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話
常滑 短頸壺
常滑 短頸壺

Tokoname ware: short-neck jar. 12th century. Height 32.6cm. Tokoname Municipal Institute of Ceramic Art.
12世紀
高さ32.6cm 口径14.5~16.5cm 胴径31.8cm 底径15.6cm
常滑市立陶芸研究所
 古常滑初期の大形短頸壺の数少ない完器の一つです。灰白色の緻密な陶土を用いて、紐土巻き上げ成形を行っており、器面は刷毛を用いて調整しています。焼き上がりもよく、灰白色の器肌に淡緑色の灰釉がかけられています。素地からみて、知多半島北部の窯で焼かれたものと考えられます。

前に戻る
Facebook
Twitter
Email