Kaga ware: jar. 14th century. Height 43.0cm. Tohoku University.
14世紀
高さ43.0cm 口径19.5cm 胴径38.7cm 底径13.0cm
東北大学考古学研究室
短く立ち上がる口頸の上端を外へ折り返し、縁帯をつくったこの口づくりは常滑にはない手法です。長石を多く含んだ良質の土を用い、肩に連子状の押印があり、さらに描きによる窯印>をもつことも常滑にはありません。とするならばこの大壺は最近ようやく明らかになりつつある加賀古陶に一番ちかいものをもっているといわざるをえません。