Shigaraki ware: jar. 14th century. Height 37.0cm. Honda Collection.
14世紀
高さ37.0cm 口径17.2cm 胴径36.0cm 底径15.2cm
本多コレクション
胴の中央が張り出して、くの字状に屈折する算盤玉状の形が南北朝代のものであることが、応安銘甕の出土によって明らかとなりました。
高さと胴径がほぼ等しく、扁平な感じを与えます。口縁は信楽には珍しく玉縁風につくっています。紐土づくり巻き上げ成形で、よく焼き締まって、肩に黄緑色の自然釉がかかり、重厚な感じを与えています。