高さ7.7cm 左右11.9cm 東京国立博物館 おそらく爽斗押えとして作られたものであろう。細やかな細工で鯉を形どっている。この種の細工ものは平戸焼に多いが、これはまぎれもなく鍋島焼の珍器である。白い釉膚は滑らかに溶けている。