高さ10.7cm 口径35.5cm 底径10.1cm 見込には何の葉か判然としないが、葉先の文様を描き、そこに一羽の蝶を配している。回りにめぐらされた牡丹唐草文もまことに粗放であり、初期の染付特有の奔放なものである。しかし釉膚はよく溶けて、美しい白磁に焼き上がっている。