余り手古九谷 あまりでこくたに

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

古九谷の一種。
骨描きを染め付けで現し黄・緑・赤の三色で彩った一見中国の万暦赤絵に近いもの、および骨描きを染め付けと赤で現し黄・緑・赤を割り込み、色や絵が祥瑞の手法に似通ったものなどをいいます。
どちらも黄色および緑色が不純で冴えず、おそらく中国から持ってきた絵の具の残りを使用したためといわれています。
余り手古九谷の名称はここから出ました。
(松本佐太郎)

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