お話 内田源助 うちだげんすけ 薩摩藩窯竪野の陶工。1827年(文政一〇)苗代川窯に錦手部が設置されると藩庁の命によって樋渡次右衛門と共に派遣され、のちの錦手部主取役朴正官に画法および絵の具の調合法などを伝授しました。(『薩摩焼総鑑』) 2011.05.09 お話人物原色陶器大辞典
お話 宇土の谷窯 うどのたにがま 佐賀県武雄市武内町真手野にあったもので、下窯・長吉谷窯に分かれています。大宅経三の発掘報告によれば、白磁・青磁・辰砂を製し、器は日用雑器のほかに文飾豊富な香炉・花瓶類および大型の丼類などといいます。(『茶わん』一『肥前古窯址めぐり』) 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 薄葉 うすよう 陶画用の型紙。薄葉紙に柿渋を引き数枚を重ねて模様を切り透かしたもので、これを素地の上に当てて絵の具を塗り諸種の模様を現します。肥前(佐賀・長崎県)各窯の古製品には優秀な薄葉のものがあります。1877年(明治一〇)肥前有田大蹲の牟田久次はこの... 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 打田好吉 うちだこうきち 石川県小松の陶工。1897年(明治三〇)前後盛んに粟生屋源右衛門の模作を出しましたが、非常に巧みでほとんど源右衛門作として通用したといわれます。(『九谷陶磁史』) 2011.05.09 お話人物原色陶器大辞典
お話 優曇華 うどんげ 名物。朝鮮茶碗、雨漏手。銘は世に類まれなものとの意によります。もと紀州徳川家伝来の什物でありました。(『大正名器鑑』)うにモースはこの銘のある素焼皿を京焼かとしていますが、あるいは三重県多気郡明和町有爾(伊勢神宮土器調進地)(同一一yの土器... 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 打出 うちで 中興名物。金華山茶入、大津手。本歌大津に因んで近江国(滋賀県)の地名打出の浜の名をとったものらしいです。総体に釉色の光沢が多くて景色は大変少なく、美観を置形の一なだれに集中しているのが特色。もと小堀遠州所持、松平備前守を経て秋元但馬守に伝わ... 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 宇弥野 うねの 名物。朝鮮茶碗、御本立鶴。立鶴の彫り模様に寄せて鶴に縁のある地名を銘したものであります。箱書付に『古今集』巻第二十詠人知らず「あふみよりあさたちくればうねののにたづぞなくなるあけぬこの夜は」の歌が記されています。御本手中でもすぐれたものとさ... 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 鶉焼 うずらやき 年代・窯所とも不明でありますが、京都市伏見区深草鶉山あたりで焼いたものでしょうか。交趾風の陶器で型物が多く、深草焼に似て質は軟弱であるといわれます。「鶉山」の印があります。(『陶器類集』『日本陶器目録』) 2011.05.09 お話原色陶器大辞典