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重英 しげひで

尾張国(愛知県)赤津の陶工加藤嘉仲重英(のち仁兵衛)。景郷の二世で尾張の御窯屋に列し、1650年(慶安三)国守義直より十石を受領し、さらに光友の代に毎年金拾両宛永々下賜の命を受けた。一説に源相と号し、1718年(享保三)正月に没したという。...
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破被 やぶれぶすま

中興名物。古瀬戸尻膨茶入。銘は江月和尚の師叔仙嶽禅師の閑居雑詠「むらさきやあけの衣もうらめしくやぶれふすまにまつかせのおと」の歌意によります。地は柿黒がふきり、本糸切、上は荒い目、茶土で上作。有名な小品茶入であります。小堀遠州所持、久保権太...
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山雀 やまがら

中興名物。後窯茶入、新兵衛作。銘は『玉葉集』寂蓮法師の歌「箭のうちもなほうらやまし山がらのみのほどかくす夕がほのやど」に因みます。瓢箪茶入で総体に作りは柔らかで、ひずんだところ、また高いところもあります。竪箆カーつ二つあるようで、口造りは剃...
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八幡名物 やわためいぷつ

京都男山八幡宮(綴喜郡八幡町)の社僧松花堂昭乗(1639、寛永一六年9月没、九十六歳)の蔵帳に記載のものを八幡名物といいます。『大正名器鑑』に、茶入には国司茄子・霊亀、茶碗には白剛、計三個の八幡名物を載せています。
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山崎小川内窯 やまざきおがわちがま

佐賀県武雄市若木町本部字山崎小川内の古窯。黒緑色透明釉の茶碗・皿・ぐい呑みなどを出土しました。(金原京一)
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柔らか手 やわらかで

いわゆる高麗茶碗ノー手。土は柔らかナー種の田土でねっとりとした味わいがあるようで、これに真白い釉がどろりと掛かっています。一見熊川に似た趣がありますが、釉の白さは熊川よりも白く、ひびの様子も熊川と異なります。時に堅手の下品な純白のものを柔ら...
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山瀬窯 やませがま

唐津焼の古窯。佐賀県唐津市浜玉町山瀬にあります。文禄(1592-6)末年鬼子嶽離散の陶工がこの地に来て主として奥高麗風の陶器を焼き、また絵唐津および透明釉の器を焼いました。他の窯が文禄の役後渡来した朝鮮陶工の影響を受けてかなり変化しているの...
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夕暮 ゆうぐれ

名物。楽焼茶碗、赤、長次郎作。茶碗の釉色が夕陽の光景によく似ているところからこのように銘したのであるでしょう。もと大阪鴻池家所持、竹本屋五兵衛、川上不白、越後新発田藩主溝口侯を経て、明治年間に東京内田薫作家に入りました。(『大正名器鑑』)
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山田常山 やまだじょうざん

本名浜次郎、陶号常山、1868年(明治元)愛知県常滑に生まれました。初代寿門堂保平に続く常滑朱泥茶器の代表作家で、終生朱泥茶器をつくり、多くの徒弟を育成しました。常山の轆轤技術は驚くべき正確さであります。二代・三代と常山は続いています。19...
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遊撃 ゆうげき

名物。朝鮮茶碗、割高台、高麗。豊臣秀吉の文禄・慶長の役(1592-8)の講和使節として来日した遊撃将軍沈惟敬が所持していたもので、わが国に赴かんとした時、朝鮮国王がわが国で揮毫を求められた時の用意に贈った筆洗であります。1596年(慶長元)...