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やきもの

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蓬生 よもぎ

中興名物。破風窯茶入、凡手。銘は『源氏物語』蓬生の巻「尋ねても我こそとはめ道もなく深き蓬のもとの心を」の歌意によって県宗知が命銘したものです。形状・釉質は大体本歌に異なりませんが、円座形が心持ちだけで本歌のように著しく見えないようです。総体...
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重正 しげまさ

美濃国久尻(岐阜県土岐市泉町久尻)の陶家岡田忠右衛門重正。紀州徳川家岡田掃頭の次男であり、久尻窯開祖加藤与三兵衛景光の次男弥左衛門景頼の女婿となり、景頼の家を相続した。慶長年中(1596~1615)の人。遺作のまれに存するものに「重正作」の...
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重英 しげひで

尾張国(愛知県)赤津の陶工加藤嘉仲重英(のち仁兵衛)。景郷の二世で尾張の御窯屋に列し、1650年(慶安三)国守義直より十石を受領し、さらに光友の代に毎年金拾両宛永々下賜の命を受けた。一説に源相と号し、1718年(享保三)正月に没したという。...
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油滴 ゆてき

油滴 ゆてき油滴 ゆてき中国産天目茶碗ノーつ。中国で滴珠と称する建茸のこと。茶碗の内外に油の点滴に似た釉色が現れているところからこの名が付いました。『能阿相伝集』に「曜変よりは多がるべし、是も薬如星」、『君台観左右帳記』東北大学蔵永禄写本に...
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破被 やぶれぶすま

中興名物。古瀬戸尻膨茶入。銘は江月和尚の師叔仙嶽禅師の閑居雑詠「むらさきやあけの衣もうらめしくやぶれふすまにまつかせのおと」の歌意によります。地は柿黒がふきり、本糸切、上は荒い目、茶土で上作。有名な小品茶入であります。小堀遠州所持、久保権太...
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山雀 やまがら

中興名物。後窯茶入、新兵衛作。銘は『玉葉集』寂蓮法師の歌「箭のうちもなほうらやまし山がらのみのほどかくす夕がほのやど」に因みます。瓢箪茶入で総体に作りは柔らかで、ひずんだところ、また高いところもあります。竪箆カーつ二つあるようで、口造りは剃...
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山崎小川内窯 やまざきおがわちがま

佐賀県武雄市若木町本部字山崎小川内の古窯。黒緑色透明釉の茶碗・皿・ぐい呑みなどを出土しました。(金原京一)
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八幡名物 やわためいぷつ

京都男山八幡宮(綴喜郡八幡町)の社僧松花堂昭乗(1639、寛永一六年9月没、九十六歳)の蔵帳に記載のものを八幡名物といいます。『大正名器鑑』に、茶入には国司茄子・霊亀、茶碗には白剛、計三個の八幡名物を載せています。
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山瀬窯 やませがま

唐津焼の古窯。佐賀県唐津市浜玉町山瀬にあります。文禄(1592-6)末年鬼子嶽離散の陶工がこの地に来て主として奥高麗風の陶器を焼き、また絵唐津および透明釉の器を焼いました。他の窯が文禄の役後渡来した朝鮮陶工の影響を受けてかなり変化しているの...
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柔らか手 やわらかで

いわゆる高麗茶碗ノー手。土は柔らかナー種の田土でねっとりとした味わいがあるようで、これに真白い釉がどろりと掛かっています。一見熊川に似た趣がありますが、釉の白さは熊川よりも白く、ひびの様子も熊川と異なります。時に堅手の下品な純白のものを柔ら...