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やきもの

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井岡太蔵 いおかたぞう

伊予国(愛媛県)砥部の製磁業者。1848年(嘉永元)に煉瓦石(方言でトンパク)のようなもので築窯法を改良しました。(『砥部磁器業誌』)
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嵐山 あらしやま

銘。清水焼風のやきものにこの銘があります。京都の嵐山は桜花・紅葉ともに美しくかつ納涼地として知られた所。このやきものは嵐山土産として売られたものでありますが、陶窯および作者については未だにはっきりしないようです。遺品はまれであるが作者は熟達...
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安南織部 あんなんおりべ

織部風の安南焼。『陶器考』に安南(ベトナム)に織部形のもののあることが記され、また安南で産出するもののうち茶釉黄土に白釉と黒釉で中に風変わりな絵を描いたものを一般に赤織部といいますが、そうではなくこれは安南啜香であると記しています。
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伊笠宗平 いがさそうへい

播磨国(兵庫県)の陶工。朝霧宗平・まひこ宗平などの銘があります。モースは、宗平の銘のある陶器は1799年(寛政一一)に伊笠宗平がつくったもので、現在はその子孫の伊笠百太郎が継いでいると述べています。(『日本陶器目録』)
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荒練り あらねり

土踏みの終わった粘土を、使用に先立って使用分量だけを練り台の上に置き、両腕に体重をかけて両手で練り上げを行いました。両端を中央へ折り込んで練ります。これは粘土の硬軟の完全な混ぜ合わせを行うのと、粘力を増すための練り上げであります。かなりの重...
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泡盛壺 あわもりつぼ

沖繩で焼酎を入れる粗陶製の大壺。特殊な壺窯で焼かれます。製法は江戸時代初期に薩摩から伝わったもので、昔朝鮮から伝来した技術であります。泡盛壺の陶工を壺細工と呼びます。(塩田力蔵)
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安南呉器 あんなんごき

安南焼の呉器。呉器とは飯碗のことであります。『陶器考』には「茶薬に処処しゆみ出朱土に青き小石のまじりたる茶わんの畳付の処所所はげたるあり世人これを古萩と云古萩は土赤黒く白き小石まじって此品とは違へり是は安南の呉器なり後渡りの物は高だい上より...
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伊賀国丸柱制 いがのくにまるばしらせい

伊賀焼の銘。『府県陶器沿革陶工伝統誌』によると、伊賀丸柱村(三重県阿山郡阿山町丸柱)の岡本定八・同定五郎の家に所蔵の二個の銅印は藤堂高虎が与えたものといわれ、製器の表面に押印するのが常で、その印は篆書で一つに伊賀国、もう一つに丸柱制と記して...
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荒焼 あらやき

上絵付工程のうち、骨描きと彩色をして金彩を加えずにいったん焼くことをいいます。荒焼ののち金彩を施す。また沖繩では原始的なやきものを荒焼というようであります。
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阿波焼 あわやき

阿波国(徳島県)の藩主蜂須賀侯の御庭焼で、宝暦年間(1751-64)十二世重喜の時代に同国大谷(徳島市大谷町)の藩侯の別荘で陶工丈七が焼いたものです。同地方に残っている器は茶器だけで、浅黄水色の釉の荘重で高雅な大名式であり、質は陶器と磁器の...