お話 烏只 うし 赤褐色で質の硬い素焼風の陶器を意味する朝鮮語。原音オチ。於芝などとも書きます。釉薬は施してあるが光沢が少なく、表面が粗槌で普通生掛けであります。烏只の色は李朝末期に至り釉に鉛丹を用いるようになって、非常に赤味が強くなり質も著しく劣るようにな... 2011.05.08 お話原色陶器大辞典
お話 印朱盆 いんしゅごう 肉池。印食、印色池、印池、印泥合。中国における陶磁製の有名なものに、官哥窯の方形のものや、八角委角(撫で角)のもの、定窯の印花文のある方形のものがあります。『考槃余事』に「諸の玩器は玉やとて佳とす」とあり、朝鮮語ではインチュハップといいます... 2011.05.08 お話原色陶器大辞典
お話 植松甚左衛門 うえまつじんざえもん 会津焼川南窯の創始者の一人。岩代国大沼郡川南村大字上荒井新田(福島県大沼郡会津美里町宮木)の人で、もとは会津若松藩の弓組の足軽でありましたが、栗城吉左衛門と共に本郷の三代水野瀬戸右衛門から陶法を学び、居村に瀬戸窯を築いました。甚左衛門はスズ... 2011.05.08 お話人物原色陶器大辞典
お話 宇治 うじ 京都府宇治市。土師の旧地で『日本書紀』雄略紀に山背国内村とあるのはすなわち今の宇治のことであります。雄略天皇十七年に内村の工人か朝夕の御膳に供する清器をつくって献上しました。その後江戸時代初期にこの地で朝日焼が起こりました。宇治田原焼・宇治... 2011.05.08 お話原色陶器大辞典
お話 隠青 いんせい 影青に似ているがこれとは別の一種で、甕質が非常に厚ぐ一面に青色の離花を現わしたものです。離花のあとかすかに青色を施し、さらにその上に釉汁を掛けたもので、その製造は中国明代に始まったといわれています。(『飲流斎説甕』) 2011.05.08 お話原色陶器大辞典
お話 上村信吉 うえむらしんきち 尾張常滑の陶工。白鴎の孫。1814年(文化一一)に生まれました。白鴎の作品を模造しついにその作風を悟り、非常に巧みで一見白鴎の作品と変わらないようです。また水盤や植木鉢などに動物などの浮模様を付けることを創意し、便器の形を考案してつくり始め... 2011.05.08 お話人物原色陶器大辞典
お話 牛石窯 うしいしがま 肥前国東彼杵郡折尾瀬村大字牛石免(長崎県佐世保市牛石)。木原窯系の一つで金久永の弟子某が開窯したが数年で廃絶。出土品は葭ノ元の作とまったく似ています。(『古木原焼及木原焼系諸窯に就きて』) 2011.05.08 お話原色陶器大辞典
お話 伊羅保三島 いらぼみしま 土は赤土、釉立ちは刷毛目のような色合いでざくざくした気味があり、これに三島文様のあるものをいいます。文様は胴にあることもあるが多くは見込にあります。朝鮮のやきものであります。(『高麗茶碗と瀬戸の茶入』) 2011.05.07 お話原色陶器大辞典
お話 岩尾兼太郎 いわおけんたろう 明治初年の有田焼の陶工。岩尾兼太郎の家は二百数十年前の創業で、特に製品は精巧で値を安くすることに努めたらしいです。(『府県陶器沿革陶工伝統誌』) 2011.05.07 お話人物原色陶器大辞典
お話 岩藤 いわふじ 名物。金華山茶入、生海鼠手。銘は茶入の景色によるものであるでしょう。肩先の光沢か美しい黒釉中に青瑠璃色がひそんで見事であります。岩崎家にあったが伝来は不詳。(『大正名器鑑』) 2011.05.07 お話原色陶器大辞典