お話 鮟鱇茶入 あんこうちゃいれ 唐物茶入の一手。口が広いのでこの名があります。中興名物で鮟鱇の銘の茶入は、もと小堀遠州の第一の秘蔵品であったのを酒井修理大夫忠直が懇望して譲り受け、それ以来同家に伝来し酒井鮫鯨として世間に知られています。(『茶器弁玉集』『大正名器鑑』) 2012.07.04 お話中興名物原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 粟田口焼 あわたぐちやき 京都粟田口の陶器。元和(1615-24)あるいは寛永(1624-44)初年に瀬戸の陶工三文字屋九右衛門が京都に来て粟田口三条通り蹴上(東山区)に築窯し、その子庄右衛門・助右衛門および弟子徳右衛門らと共に製陶したのが粟田口焼の起こりといわれ、... 2012.07.04 お話原色陶器大辞典
お話 有田焼 ありたやき 肥前国(佐賀県)有田の磁器。西松浦郡有田町を中心として、文禄・慶長の役(1592-8)後発見された有田泉山の原料によるもので、わが国最初の磁器であります。昔製品の大部分が伊万里港を経て搬出されましたので、伊万里焼とも呼ばれます。【端緒】佐賀... 2012.07.03 お話原色陶器大辞典日本
中興名物 荒木高麗 あらきごうらい 大名物。朝鮮茶碗、高麗。荒木摂津守村重が所持していたところからこの名があります。一見安南茶碗のようでありますが、釉が柔らかく特に内部に井戸茶碗のような白釉なだれがあるのは高麗茶碗の特色とみられます。もと利休が所持し、荒木村重を経て尾張徳川家... 2012.07.03 中興名物原色陶器大辞典茶碗
お話 雨宿芋子 あまやどりいものこ 中興名物。古瀬戸芋子茶入。銘の由来は明らかでないようです。大佗びづくりで小振り、茶味の深い茶入であります。もと小堀遠州か所持し、木屋庄八、舟橋某、京都の三井家を経て、しばらく伝来不明ののち岩崎家の所有となりました。(『大正名器鑑』) 2012.07.01 お話中興名物原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 編笠 あみがさ 茶碗の形が歪んで編笠状をしたものです。朝鮮産刷毛目茶碗にこれがあります。本当はできそこないの品であるが茶味があるとして珍重されます。『大正名器鑑』には編笠の銘のある朝鮮刷毛目茶碗二個を収録しています。 2012.07.01 お話原色陶器大辞典
お話 尼呉器 あまごき 朝鮮産呉器茶碗の一種。かつて朝鮮の使節がわが国に来た時、京都鷹ヶ峰(北区)の尼寺薬師院に宿泊した女性たちが朝夕使った飯茶碗。大徳寺呉器に比べて小振りで丈が低く、丈に比べて口径か割合に広く、蒼黒味がかった黄色の釉が掛かっています。(『高麗茶碗... 2012.06.30 お話原色陶器大辞典茶碗
お話 尼焼 あまやき 楽焼の元祖阿米夜の妻比丘尼作の茶碗。淡飴釉が特色であります。『和漢諸道具見知鈔』(1694、禄七年編)に「尼焼、長二郎母也、柿薬茶碗也、黒はなし」とあります。 2012.06.30 お話原色陶器大辞典茶碗
お話 油屋肩衝 あぶらやかたつき 大名物。漢作肩衝茶入。古来大名物茶入中の首位として尊重されたもので、堺の町人油屋常言(浄言)およびその子常祐(浄祐)が所持していたのでこの名があります。同種の肩衝茶入に比べて口径がやや小さく、甑廻りに輪筋が一本あります。また腰のあたりに沈筋... 2012.06.29 お話中国原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典