青唐津 彫紋 半筒 ぐい呑 鶴田純久作_ytga032

鶴田 純久
鶴田 純久
[ms_row]#青唐津 #彫紋 #半筒 #ぐい呑 #鶴田純久[/ms_row]この器が、いまの僕である。 鶴田 純久の章
作品名:青唐津 彫紋 半筒 ぐい呑 鶴田純久作
◇手練で製作された、鋭く大胆に彫り紋を入れた青唐津の半筒ぐい呑です。
◇全体の色は暗い緑色で、正面には炎が直接あたり赤黒く窯変し、景色を醸し出しています。
◇唐津特有の砂毛の多い土で赤く焼け、三方に貝高台(貝殻に乗せて焼いた跡)が残っています。

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◇青唐津(あおからつ)とは、一般に古唐津の窯で上等品でない器にこの手の上薬を施し焼いていたようで、上薬の生成過程でも粗末なもので不純物の多い土灰と土石類とを混ぜ合わせ、量産ものに使われたようです。
普通は暗い緑が多いようでが、たまたまこれが還元炎で焼かれているとグリーンの青磁色に発色して綺麗なグリーンになります。
現代ではその素朴さ故に野武士のような唐津とかみ合って、人々には癒やしの色として映り探求されています。
土の色とか窯の焼成方法でいろんな色に変化し見所になっています。

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◇窯変(ようへん)とは、作者が意識せず窯の中で炎や灰がかかり、上薬や土膚が別の雰囲気に変化した物をいいます。
上薬や土の性質、窯の炊き方や窯の場所等で多種多様の要素で変化が起こり、焼き物の特に陶器の創作上や鑑賞の上で重要な部分を占めています。

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◇貝高台(かいこうだい)とは、単体では高温で溶けることのない石灰石、その成分で出来た貝を器とハマや窯床との間に敷き宙に浮いた状態でお互いの焼き付きをなくす役割をします。焼成後は湿気で粉状になり簡単につぶすことが可能ですので後処理が簡単であることが、昔から窯道具としてよく使われていた所以でしょう。
単体で溶けない石灰石ですが貝殻の塩基成分とかみ合って土と溶け合い貝殻の跡がくっきりと残ります。
その溶けて残った跡を装飾の意味で貝高台と称しています。

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水の浸透実験

土がどのように焼締まっているか(土の成分のガラス化)を目に見える実験をしてみました。10分程度の動画ですが、10分たっても水玉はなくなりませんでした。土の中に水は浸透せず、土自体がガラス化して焼締まっているということです

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