土作りや灰作りなどの水簸作業で使う道具。
本来はひょうたんを2等分し柄を付けた物でしたが近年ではステンレスで出来サビ対策やれっかんどに優れています。
水簸の時に上水を救ったりするのに便利で昔の人の工夫がいかされている道具です。
水簸とは粉状の粉末を水に溶かし撹拌し泥水状にして時間をおくと粒の大きい物は速く沈殿し底に溜まり粒子の細かいのは水中に浮遊します。それを掬い取り別の容器に移し細かい粒子を取り出す作業を言います。
2020年現在有田町ではステンレス製で作る人がいなく現存しているものしかないようです。
片口の水切り
古唐津古窯跡地でほぼ共通しています。大きさや焼方は色々有るけれども片口の作り方は同じようです。水切りは抜群に機能しています。現在は装飾のため片口が造られていますが、元々用をなすために造られた片口で四百年前はそれが当たり