久しぶりにハマを作りました。
ハマとは陶磁器を焼くときに生地の下に敷く物で、私の場合は朝鮮唐津を焼くときの必需品です。
朝鮮唐津を焼くときは貝殻などの上にのせて、宙に浮いた状態で焼くのですが、それでも釉薬が流れつき、跡処理が大変になるのを防いでくれます。
何度でも使い回しが出来ますので、このサイズが無くなったので作りました。
焼けた後の状態。
ちなみに400年前の飯洞甕窯(はんどうがめかま)で使われていたハマで5~6回は使われていただろう焼け具合で、裏面には作った人の指跡が残っています。
白く輪状は貝殻の焼け跡、この上で徳利でも焼いたのでしょう。