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鶴田 純久の章 お話

楽家八代。
七代長入の子、初名惣吉。
1762年(宝暦一二)家名を継ぎ、1770年(明和七)9月弟惣治郎(九代了入)に跡目を譲り佐平と改名。
1774年(安永三)11月没、三十歳。
得入の名は1798年(寛政一〇)の追善に贈られたものであります。
作風は長入厄似た箆使いで温順な気質を現わしていますが、若死のため製作は少ないようです。
遺作には赤釉のものが多く印は白楽字。
(『茶家酔古樵』『茶道笙蹄』『工芸志料』『日本陶器目録』『日本陶甕史』『楽焼』『楽陶工伝』)

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